
人は、ほとんどの行動を意識せずに行っている。
その行動の背景に潜むインサイトを、ビデオ映像を素材に発見する。
対象者の行動ビデオを主な素材として、本人が気づいていない欲求や不満や行動の背景にある深層心理を探り出す手法。
【エスノグラフィー】
文化人類学や社会学において用いられる、社会、文化を研究するための質的調査法。
実際の生活の場に入り込んで行うフィールドワークを通して、様々な社会や文化における日常的な行動を詳細に記述し、そこから異なる社会や文化を理解することを目指すもの。
ビデオエスノの基本フロー

ビデオエスノの特徴
1.本人にビデオを見せて、気づかせる
対象者にも自分の行動を録画した映像を見てもらい、自分の行動について、これまでに意識していなかったことに気づかせる。
そこにインサイトを発見する。
2.事前の「意識」アンケートと実際の「行動」ビデオのギャップを分析
自分の行動を正確に理解している生活者は、いない。
「本人の意識」と「ビデオに収録された行動」に、ギャップがあることが多い。
そこに、インサイトを発見する。
3.ビデオ映像という質的な情報を、定量化する
行動(回数、時間など)を数値化することで、量的に比較する。
そこに、インサイトを発見する。
4.普段どおりの行動を撮影
撮影者を兼ねた行動観察者が現場(対象者の自宅など)に訪問してビデオ撮影を行うという方法ではない。
実査協力者(多くの場合、同居している家族)が自宅に小型カメラを設置して、観察対象者の行動を撮影する。
撮影者を兼ねた行動観察者が訪問して行う方法と比べ、より普段の行動に近い内容がビデオに記録できる。
5.ビデオレポートで関係者のアイデアを刺激する
通常のレポートに加え、ビデオレポートを制作することで、よりアイデアを刺激する。
伝統的な行動観察と、デコムのビデオエスノの比較
デコムのビデオエスノは、伝統的(一般的)な行動観察と、何が違うか?
※「伝統的な行動観察」には、ビデオ撮影をともなう行動観察を含む。


